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ただ居てもいい社会を

こないだのス-パームーンとやら、全くもって普通の大きさ(むしろいつもより小さい?)月だったのだけども、函館と旭川でそんなに違うものなのか。月と地球の距離から比べたら誤差みたいなもんじゃないの?よく分かんないけど。がっかりムーンだった。色は綺麗だったけど。

突然ですが武田鉄矢の「母に捧げるバラード」に関してなんだけども。
あれ、あの歌の台詞、あぁいう感動にどうやったら抗えるだろうと思う。
意味からいったらとんでもないと思うんだけど、あれをそういった視点から見たら怒られそうな世の中なわけじゃないですか(まぁ、百歩譲って「母の思い出がメインだから」という言い訳もたつけども)。
だけどね、やっぱりあぁいったところに、欠陥が顕れてるような気もするんだよね。

仕事=生きがい=誇り=人の存在価値、みたいな。
ただ存在させてくれない社会、みたいな。
震災後にたくさん自殺したの、そういうことでしょ。自他共にしている勘違いが、追い込んでいる。

でもつくづく思うんだよ。人間って、結局、自尊心からは逃れられないんだって。
そして自尊心を維持する為に、働かなきゃいけない、という常識があって、早晩それが多くの人を苦しめると思う。
だって仕事なんかこれからどんどん無くなるだろうから。
70億人分も仕事なんか無いし、ましてや一人分の生活費をペイする仕事も減ってくるだろうと思う。
趣味でやるようになるんじゃないかな。仕事って。
だからより日本人は大変だと思う。自尊心の素失うから。
この価値観を、今からでも早く転換しなきゃいけないと思う。居るだけで人は価値があるということへと。
人を社会の資本だと思っている限り、それは進まないのではないのか。

某党が、労働者の為の政治、とか云ってるけども、もはや周回遅れだと思う。どこまでもセンス無い。分かって無い。
現与党は、非労働者の自尊心のケアをしたから、あれだけの信者を生み出せたんだよ。
これからどんどん非労働者が増える。
「働きたくても働けない」というフレーズは、優しさを装っておいて、自尊心を傷つけている。
あくまで働く方がデフォルトだと、働けない人は「社会のお荷物」ということになる。はっきり云わなくても暗にそう云っている。
そういう価値観から起こったんだよ。障害者大量殺人事件は。
コストを削減したつもりの犯人はヒーローの気分だ。その価値観自体は日本人の大半が共有しているものではないか。

生きる意味、生きる価値、を、まず労働から切り離すことが、今の日本が真っ先に為すべきことだと考える。
その強固な「信仰」をどうにかしないと、何も動かないのではないか。

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